よしだ皮フ科クリニック
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アトピー性皮膚炎の治療について

アトピー性皮膚炎の患者様を診察すると、ステロイド軟膏を使っていいのか、ステロイド軟膏でアトピー性皮膚炎は治るのか、ステロイド軟膏でよくなってもやめればすぐに悪くなるのか、どのくらいが適量か、副作用は大丈夫か、など病気やステロイド軟膏への不安がいつも話題になります。さまざまな情報が氾濫し過ぎてどれを信じて治療すればいいのか不安でたまらないというのが実状なのかもしれません。当院では患者様の状態に応じて、治療の仕方、塗り方、日ごろのスキンケアなどもご指導させていただき、少しでも患者様の不安を解消させていただきたいと考えています。尚、当院ではご院長が調合したステロイド剤が入っていないかゆみ止めローション(100ミリリットル 500円)も扱っております。

アトピー性皮膚炎の原因とスキンケア

乳幼児期は食べ物(特に卵)がアトピー性皮膚炎の悪化因子となることがよくありますが、乳幼児期を過ぎると、ダニ、ハウスダスト、カビなどの環境的な要素がアレルゲンとなりやすいです。この環境的な要素は生活の中の工夫や努力によってかなり減らすことができます。特に、ダニはアトピー性皮膚炎に深く関係する悪化因子です。ダニはホコリを餌に繁殖します。普段からこまめな掃除を心がけ、室内を清潔に保つことが大切です。特に寝室の掃除や換気は念入りに、また寝具のダニ対策も試してみてください。アトピー性皮膚炎の患者さんの肌は、健康な人に比べると皮膚の防御機能が弱いのが特徴です。皮膚の炎症を予防するには日常のスキンケアが特に重要です。皮膚を清潔に保ち、水分と油分を補給することで、皮膚をよりよい状態に保つことができます。入浴後に保湿剤を塗ることをお勧めします。(参考:厚生労働省厚生科学研究アトピー性皮膚炎の既存治療法の適応と有効性の再評価に関する研究)

手湿疹について

手のひら・手の甲・指ときには肘から下の腕の部分に発生する湿疹を手湿疹といいます。手のかぶれすなわち接触性皮膚炎の一つと考えられています。主婦の手に生じた場合は主婦湿疹といいます。

手湿疹の原因

手は毎日の生活の中で最も外界の異物に接触する部位といえます。中でも洗剤・シヤンプー・紙類・布類が接触原因と考えられています。また水を頻繁に使用することも原因の一つとされています。手湿疹は1年中発生しますがどちらかといえば冬に多く見られます。冬は主として乾燥と寒さで皮膚の皮脂と水分が不足するために起こります。夏は主として発汗から起こります。

手湿疹の治療

治療はステロイドの外用が主で、ハンドクリームを頻繁につけることをお奨めします。

手湿疹のスキンケア

洗い物をするときは薄い木綿の手袋(ドライブ手袋など)をしてからゴム手袋を使用しましょう。洗剤を使う回数を少なくしましょう。

脂漏性皮膚炎(頭のフケ、かゆみ)について

脂漏性皮膚炎は皮脂腺が発達し、皮脂の分泌の多い部分に発症します。頭皮では、脂っぽいフケや皮膚の赤み、顔で鼻の周囲などに脂っぽい薄いかさぶたのようなものを伴った赤みが見られるのが特徴です。こうした症状は、胸や背中の中央部、わきの下、陰部など、頭や顔以外にも生じることがあります。かゆみの程度は、ほとんどない人からひどい人までさまざまで、個人差があります。

脂漏性皮膚炎の治療

脂漏性皮膚炎の原因は、最近では「マラセチア」ではないかと考えられています。マラセチアは、真菌(カビ)です。外用抗真菌薬を塗布すると、1〜2週間で症状が軽快します。ただ、3〜4ヶ月で再発することが多く、外用抗真菌薬の再塗布が必要になります。頭皮に関しては、抗真菌薬の配合されたシャンプーが市販されていますので(持田ヘルスケア株式会社 コラージュフルフル)、週に数回シャンプーすると良いでしょう。参考:NHK今日の健康)

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